制作過程(一枚の凧が作られるまで〜) | ||||||||||||||
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@手漉きの面の内和紙に下書きをし、墨書きをしていきます。 線は大胆かつ一気に書いていきます。 A色は明るい色から入れます。薄く、濃く・・・・ 箇所に応じて2〜3度塗って色合い深さを出していきます。 Bボカシで顔の表情を出していきます。 全体の色のバランス、濃淡の調和を見ながら仕上げます。 |
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冬場に切り取った真竹を一年以上乾燥させ、軽く弾力性のある(骨)を削り出します。 | 凧のどの部分に付けるかで骨の太さ、弾力性が決まります。 | 骨の左右のバランスを慎重にとります。(凧のバランスが悪いと凧は揚がりません。) | ||||||||||||
C薄い和紙を巻いて、巻骨にします。 江戸時代の巻骨は高級な凧に使われていました。 D凧に順次骨を付けていきます。 |
E縦に沿って麻糸を入れます。凧の破れ止めとなります。 | F本麻糸を使用して糸目を付けます。 | ||||||||||||
G裏面にはコマを取り付け、簡単に凧の張りをつける事ができます。凧を軽くたわめ、コマを移動してください。 強風の時は張りを強く、弱風の時は張りを弱くしてください。(コマは50×30から付きます) |
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H完成!完成後、いろいろな角度から作った凧の余韻と息吹を感じるのが、作り終えた職人だけの醍醐味です。 |